分散キャッシュの WAN レプリケーション - NCache Azureの場合

アプリケーションは、アクティブ/パッシブ構成またはアクティブ/アクティブ構成のいずれかで、複数の Microsoft Azure リージョン (データセンター) で実行されている可能性があります。アクティブ/パッシブは、アクティブ データセンターがダウンした場合にパッシブ データセンターがアクティブになる災害復旧用です。また、アクティブ/アクティブは、災害復旧とトラフィックの負荷分散の両方に役立ちます。

この状況では、各 Windows Azure リージョン (データセンター) には独自のインメモリ分散キャッシュ クラスターがあります。ただし、両方のキャッシュを Microsoft Azure リージョン間で同期する必要があるのは明らかです。

NCache は、すべてのキャッシュ更新が他のキャッシュに非同期的に適用され、競合も自動的に処理される WAN レプリケーション機能を提供します。ブリッジ トポロジは、 NCache これにより、Windows Azure の WAN 経由でキャッシュを同期および複製できます。

両方のキャッシュ間に 1 ノードまたは 2 ノードのブリッジを定義し、両方のキャッシュの更新をブリッジに送信して、もう一方のキャッシュに伝播することができます。また、同じデータが両方のキャッシュで更新された場合、Bridge は、last-update-win で競合を解決するか、ユーザーが提供するカスタム競合解決ハンドラーを通じて競合を解決します。

詳細については、次のサイトを参照してください。 ブリッジ トポロジによる WAN レプリケーション

以下は、Microsoft Azure で Bridge がどのように動作するかを示す図です。

NCache 監視ツール

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